ホームページ作成用のソフトとビデオ編集のソフトは製品化されているソフトが巷にたくさんありますので割愛いたしますが、その他、このサイト作りに大変お世話になり、かかすことの出来なかったフリーのソフトをご紹介しておきます。
検索サイトですぐ見つかりますので、興味のある方は是非検索してみてください。

【地図ソフト】　　カシミール3D

地図ソフトの定番です。平面での位置情報に加えて標高情報も正確に知ることが出来ますので、出発前に道中検索、帰宅後にきつかったところの断面図確認などとても奥の深いソフトで、私はその機能のごく一部を使っただけですがやりたいと思うことのほとんどをカバーできます。
ソフトそのものは無料ですが、詳しい解説本（目的別に3種あります）が市販されており、私はそれを購入して活用しました。

【衛星画像による地図ソフト】　　Google Earth

世界レベルの衛星画像で、地球儀を丸々PCに取り込んだようなソフト。衛星画像で見る地図ももちろん、世界中の観光地がたくさんの画像と共に紹介されており、PC上で世界旅行を満喫することが出来ます。
最近ではストリートビューという機能が日本版にも付加され、とっても身近な場所も著名な場所も、我が家に至るまでいつの間に撮影車が通ったのか、しっかり正面からの撮影映像があったりしてビックリします。（そのため肖像権の問題などでややこしいことが起こってたりするそうですが）
ただ、遍路ルート周辺はは衛星画像の解像度が低いところがほとんどで、詳細画像もストリートビューもないんですよねー。残念・・・。

【GPSログをGoogle Earth上に落とすソフト】　　谷町マップ

GPSログというのは、中身が
$GPGGA,022326,3502.4593,N,13544.3215,E,1,06,02.1,00094.2,M,033.9,M,,*4B
$GPGSA,A,3,03,06,16,19,23,25,,,,,,,03.4,02.1,02.7*0F
というような数字の羅列ファイルなんですが、書き方の決まりに基づいて位置情報も時間情報も記録されています。私の持って歩いた「SONY GPS-CS1K」の場合、15秒ごとに衛星から情報を落として記録していきます。
で、このわけのわからん数字ファイルのまんまだとどうしようもないのですが、これを一瞬のうちに地図上にルート表示させてしまう魔法のソフトが、この「谷町マップ」です。
使い方はいたって簡単。このソフトを立ち上げて持って帰ったログファイルをドラッグ＆ドロップするだけ。こればっかりは実際にやってみないことにはピンと来ないでしょうが、自分の歩いた軌跡がGoogleEarth上に表示されたのを最初に見た時は衝撃的でしたよ（笑）

【写真の撮影時間とGPSログの時間とを突き合わせて地図上に写真を落とすソフト】　　trk2googlemaps & kml

携帯で写真を撮るときも、機種によってはその写真の付加情報としてGPS位置情報を付加できるものもあります。ところが、これがなかなか時間と手数がかかるし電波の状態が悪いと使えませんね。また、普通のデジタルカメラやビデオカメラでの撮影だとそんな機能がついていません。
このソフトは、画像に付加された「撮影時間」情報を読み取りGPSファイルの時間情報と突き合わせることによって、地図上に撮影場所を表示させるソフトです。カメラ側の時計合わせをきちんとしておかないとズレてしまいますが、しっかり合わせておけば、何の苦労もなくピンポイントで撮影場所情報を付加できます。

【画像の撮影時間情報を操作するソフト】　　F6 Exif

さきほどの「trk2googlemaps & kml」は”画像に埋められた撮影時間情報を元に地図に連動させる”と説明しましたが、カメラを使わないで作った画像（例えばビデオ映像からキャプチャーで取り出した画像）にはこの情報が付加されません。そうすると当然地図上に表示することも出来なくなってしまうので、私はこのソフトで※①Exif情報を編集しました。
※①Exif情報＝Exchangeable Image File Format。デジカメ用画像ファイルの規格で、撮影時の細かい文字情報（撮影時間や露出時間、カメラの機種など）を画像とともに保存してある部分です。

【「SONY GPS-CS1K」のログファイルをそのまま地図に乗せるサイト】　　「SightField プレテストサービス」

これはソフトではなくサイトです。ここへアクセスしてログ情報をアップロードすれば、自動的にトレース機能付きのURLを作成することができます。ただしログファイルのアップロードですから、自宅スタートとか、プライベートな行き先などのログ情報は控えるほうが懸命だと思います。